ワンピース・ファッション・ガイド
ワンピースとは
ワンピースとは上衣とスカートがひと続きになった服のことをいいます。古代から簡易服として人々に親しまれ、現在も子どもや女性の服として活躍しています。
海外では、ワンピース(one piece)といえば水着やスポーツウェアなどの「つなぎ服」を意味しますが、日本ではアウターウェアのことを指します。日本のワンピースは、海外では「dress」の一種に当たります。
1枚の布でできているものだけではなく、上衣とスカートが繋がっており、ひと繋ぎになっていれば、ワンピースといっていいでしょう。ワンピースに対して、上衣とスカートが分かれているものをツーピース、ツーピースにベストが付属しているものをスリーピースといいます。
ワンピースは、昔は簡易服という位置づけでしたが、現在ではおしゃれ着というイメージが定着して、女性らしさを表現する重要なファッションアイテムとなっています。
制服としてのワンピース
ワンピースは昔から「簡単に着ることができる服」として男女問わず人気がありました。現在は、女性のファッションアイテムとしてだけではなく、「女性の正装」としても認知されています。そのため、パーティなどのフォーマルな場所で重宝されるほか、制服としても多く採用されています。たとえば女子学生の制服がそうでしょう。ツーピースの制服もありますが、セーラー服にはワンピースのものが多くあります。
学校だけではなく、仕事場で着用する制服にもワンピースが採用されています。
キャビンアテンダント、ウェイトレス、看護婦などが代表的でしょう。このように制服としてワンピースが用いられるのは、着脱が容易で動きやすいといった理由からではないでしょうか。
海外のワンピース事情
前述した通り、海外で「one piece」というと、水着、子ども服、スポーツウェアなど、あらゆるジャンルにおけるつなぎ服を全て指し、日本人がイメージするワンピースは、海外ではドレスの一種とされています。もちろん、ひとつなぎの服という点においては、日本でも海外でも変わりはありません。
「ドレス」の一種であるということからも分かるように、華やかな場面で着られることも多く、例えば授賞式などでは、女性の装いの大半がワンピースです。
そういったフォーマルな側面を持つ一方で、ワンピースという服の形は、海外でも簡易服として古くから親しまれてきました。アフリカや東南アジアで、ひとつなぎの服が民族衣装として伝えられているケースは少なくありません。
国によって形状に違いがあるのはもちろんのことですが、時代・地域を問わず、多くの人に愛されているのがワンピースなのです。
